普通乗用車しか乗られたことが無い人には排気ブレーキなんて
言葉は耳にしたことが無いと思いますが、主に3.5t以上の
トラックやバスには通常の足で踏むブレーキ以外に補助的な
ブレーキが付いています。
トラックやバスなどは荷物や乗車人数により車両の重さが
大きく変わります。
過去のメルマガでもご案内しましたが、車は速度の2乗という
法則が働きます。
時速を2倍にすると制動距離は4倍になります。
そして重さが2倍になると制動距離も4倍になってしまいます。
乗用車に比べて積載状況によっては2倍近くもなる車両ですから
ブレーキの効き具合も大きく変わってしまいます。
そこでディーゼルエンジンは排気ブレーキを装備しています。
乗用車のワイパーレバー(国産車であれば左レバー)を動かすと
排気ブレーキのスイッチが入り、補助ブレーキが作動します。
この排気ブレーキの仕組みは、マフラー(排気管)の中に詮を
することでエンジンブレーキが効く仕組みです。
通常のエンジンブレーキに比べて約1.8倍もの効きがある。
といわれております。
排気ブレーキをONにして、エンジンブレーキを効かすと、
「ゴーッ」という排気音になり、アクセルを踏んだ瞬間に解除され
「プス」と音を立てて黒煙が出ることもあります。
【裏ワザ】
過去には、高速道路で排気ブレーキを効かせたトラックに乗用車が追突
する事故が多発しました。
排気ブレーキはブレーキラップが点かなかったために、追突する事故でした。
現在では、「排気ブレーキ作動中」などのランプが点灯し、後続車へ
追突の危険性を知らせる車両もあります。
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