新聞記事やインターネット上で自動車メーカーがリコールを発表しているのを見たことがあると思います。
リコールとは、道路運送車両法第63条の31に基づき自動車メーカー並びに輸入業者が国土交通省に届け出を行い、 無償で部品交換などを行う制度です。
これは、主に自動車の安全上に関わる不備に関することですから、使い勝手が悪い!
なんていうことには該当しません。
(安全上以外では排ガス基準が守られない場合などがあります)
私も自動車ディーラーに在籍をしたことがあり、リコールの現状を目にしてきましたが、整備をしている人は、新型車が出てから6ケ月間はリコールがあるから買わない!
なんて話を耳にするほど、新型車が発売後はかなりの確率でリコールは発生しています。
車は数万点に及ぶ部品から構成されているので、そのうちのたった1点の部品に不具合があってもリコールとなります。
リコールを受けた車が悪い。ということはありませんが、ユーザーにとってのデメリットは、リコールが発表されると時間を割いて整備工場に持ち込まなければいけません。
また、リコールによっては数時間で部品交換が終了するケースもありますが、預からなければ部品交換ができないケースもあり、修理工場によっては、代車の貸与が無かったり、引き取りではなく持ち込みをお願いしてくるケースがあります。
ユーザーにとっては出来る限りリーコールの無い車が望ましいですね。
【裏ワザ】
リコールを受けた車を見分ける方法はとても簡単です。
リコールで部品交換を受けた車には必ずリーコール対処済みのシールが貼られます。
一般的にはリアガラスの左下側に丸い緑色のシールが貼られています。
※リコールが多い車は5枚程度貼っている車両を見たことがあります。
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