夏も本番となりました。
各地で連日35度を超える猛暑日が続いております。
これだけ外気温が高くなると想像以上にエアコンに負担が掛り、エアコンのトラブルが多発します。
過去のメルマガでも解説したことがありますが、エアコンの心臓部であるコンプレッサーが故障すると国産車で20万円程度の修理費用が掛かってしまいます。
エアコンのコンプレッサーにできる限り負担を掛けないようにするには、炎天下で駐車していた車であればまずは窓を全開にして、車内に籠った熱風を2~3分程度逃がしてから窓を閉める。
たったこれだけでエアコンの寿命は大きく変わります。
そして今日のテーマであるエアコンの温度調整ですが、あと多くの人が誤解していることがあります。
それはエアコンの温度を18度まで下げれば冷たい風が出る。という神話です。
しかしエアコンの温度設定を下げても実は温度は変わらず、エアコンのコンプレッサーに負担を掛けているだけです。
【裏ワザ】
自動車のエアコンの構造は、家庭用の冷蔵庫やエアコンと同じ原理で動いていますが、温度設定を低くしても冷たい風は殆ど同じです。
温度設定を低くすると、コンプレッサーが停止することなく動きつづけるので、車内の温度が低くなっていきますが、休みなく動き続けることは大きな負担を掛けることになります。
よってエアコンの寿命を延ばすには、車内の温度設定を25度程度にして緩やかに車内の温度を下げていくのがベストです。
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